COEIROINKv2をUbuntuで無理やり動かす
COEIROINKv1ではエンジンのソースが公開されていたため、Ubuntuで動かすことができました。
v2からはエンジンが別のものになりソースも公開もされていないためWindowsかMacでしか動かせません。そこで、Windows版のCOEIROINKをWineHQを使い無理やり動かします。
方法
WineHQインストール
WineHQは開発ブランチのものをインストールします。安定ブランチだと動きませんでした。
COEIROINKv2のダウンロード
COEIROINKのWindowsCPU版をダウンロードします。Dropboxからwgetを使ってダウンロード
wget -O COEIROINK.zip "URL" --content-disposition
ダウンロードしたzipファイルは解凍する。
WineHQで起動
COEIROINKのengineフォルダを開き以下を実行
wine engine.exe
一応動きます。ですが、ポートやアドレスを変える設定やフラッグが不明です。ポートは50031から50032に変更されています。
APIの変更
apidocsはlocalhost:50032/docsから見れます。
/v1/estimate_prosodyから韻律の取得、/v1/style_id_to_speaker_metaからSpeakerUUIDの取得、そして/v1/synthesisで音声出力の順で行えば音声合成が可能です。VOICEVOX系とは共通化できません。
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