ビットコインマイニングの概要
ビットコイン関連の記事等ではマイニングの話が出ることが多い。マイニングはビットコインだけではなく他の仮想通貨にとっても重要なプロセスなので、仮想通貨に投資をするならマイニングについて知っておくことが望ましい。
マイニングとは?
ビットコイン関連の記事等では、マイニングの話が出てくることが多い。マイニングとは自分が持つコンピュータのリソースを仮想通貨の取引処理のために提供し、その報酬として少額の仮想通貨を受け取ること。マイニング(mining)とは英語で「採掘」という意味だが、まさにビットコインを採掘して手に入れるような感覚で行われている。
マイニングでもらえる報酬はビットコインだが、かかるコストはマイニングのハードとそれを稼働させるための電気代になる。日本は電気代が比較的高い国で、日本で行うマイニングはそれほど収益性が高くない。マイニングは中国を初めとする電気代が安い国で盛んに行われてきたが、中国は最近マイニングに対する規制を強化しておりマイニングが難しくなっている。
マイニングは環境に悪い!?
しかしビットコインのマイニングが大量の電力を消費することに対し、懸念が高まっている。ビットコインの取引を処理するためには膨大な計算が必要なので、1回あたりに必要な電力も多い。
そして2020年以降に仮想通貨の価格が高騰し取引量が激増したことで、マイニングによる電力消費量も激増。ビットコインのマイニングが1年間に消費する電力量は、アルゼンチンなどの国より多いとのデータが出ている。
消費する電力量が多ければその発電のために大量に化石燃料を消費することになり、それが地球環境に悪影響を及ぼすとの懸念が高まっている。
CFD取引で環境問題を回避
投資家としてビットコインを売買するだけでも、その取引によってどこかでマイニングが行われて環境悪化につながる。しかしeasyMarketsのような業者でビットコインを取引することで、環境問題を避けることができる。なぜならeasyMarketsが扱っているのはビットコインCFDであり、直接ビットコインを取引するわけではないためだ。
個人でも手軽に行えるマイニング
マイニングの大半は電気代の安い国で企業規模で行われているが、やろうと思えば個人で手軽にマイニングを行うこともできる。手持ちのパソコンにインストールすることでマイニングができるソフトも出回っており、それらを使うことですぐにマイニングができる。
もちろん企業単位で行うマイニングほどの報酬はもらえないが、ビットコインについてもっと知るためにたまにはマイニングに参加してみるのも面白い。